スポーツ界の使い捨てプラスチック削減
Eliminating Single-use Plastics in Sports
今、プラスチックの過剰消費による海洋汚染や、気候変動問題が私たちの住む地球環境を脅かしています。
様々なスポーツの場で出されるプラスチックごみもその例外ではありません。
SDGs in Sportsはスポーツ界の使い捨てプラスチック削減に向けて活動を進めています。
国内外のスポーツ団体の取り組み紹介をいたします。
サッカー
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川崎フロンターレ
タンブラー利用割引や、循環型エコ食器を利用した飲食提供と使用状況の調査を実施。
(c) 川崎フロンターレ
#Reduce #Reuse #Replace
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北海道コンサドーレ札幌
廃棄物ゼロを目指す「PASSプロジェクト」。分別を強化し、「一般ごみ」を除くすべてのごみをトイレットペーパーや固形燃料などにリサイクル。(c) 北海道コンサドーレ札幌
#Recycle
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鹿島アントラーズ
カネカとの協業でグッズショップの袋、ストロー、スプーン、フォークなどを生分解性バイオポリマー素材。東洋製罐と鹿嶋市と包括連携協定を結び、地域内での資源循環の取り組みで協業予定。(c) 鹿島アントラーズ #Replace #Recycle
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ヴァンフォーレ甲府
リユースカップ・食器を導入し、スタジアム周囲にエコステーションを設けて分別回収を実施。試合日には計量したごみの量を基にCO2削減量を大型ビジョンで発表している。(c) ヴァンフォーレ甲府 #Reduce #Reuse #Replace
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ちふれASエルフェン埼玉
ZPE(zero plastic elfen)の取り組み。試合会場やイベントで「そもそも使わない」を実現するため、HPでの啓発や、飲食店でリユース食器利用、地域の取り組みを実施。(c) ちふれASエルフェン埼玉 #Reduce #Reuse #Replace
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京都パープルサンガ
スタジアム隣のエコマルシェでリユース食器を活用 #Reuse #Replace
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ヴィッセル神戸
試合会場内の飲食売店で再生可能素材であるLIMEX製のドリンクカップを導入。本ドリンクカップの提供、回収、再製品化までをヴィッセル神戸と楽天が共に行っていく。#Recycle
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リバプールFC
SCジョンソンと協働で “Don’t Lose Your Bottle”(自分のボトルを失くさないで)というコミュニティ啓発キャンペーンを実施。リサイクル、清掃、学校対抗イベント、教育プログラムを展開。#Recycle #Rethink
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INAC神戸レオネッサ
INAC神戸レオネッサ公式真空断熱炭酸ボトルを販売し、マイボトル持参のサッカー観戦スタイルを推進。ノエビアスタジアム神戸で使用済みステンレスボトルの回収も実施。#Replace #Recycle
野球
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西武ライオンズ
使用済みペットボトルの水平リサイクルを実施。ゴミを「きれいな紙」「プラスチック・ビニール・汚れた紙」 「ペットボトル」「食品リサイクル」「わりばし」「紙カップ」の6種類に分別、紙ストロー導入、環境にやさしいレジ袋への切り替え。(c) 西武ライオンズ #Replace #Recycle
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阪神タイガース
KOSHIEN Eco Challenge実施。プラカップのリサイクル、食事包材の紙製・バイオマス素材への切り替えを実施。アサヒ飲料と協業し、球場内のペットボトルの水平リサイクルを開始、球場スタッフユニフォームをリサイクルポリエステル繊維使用を実施。(c) 阪神タイガース #Reduce #Reuse #Recycle
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東北楽天イーグルス
ゴミ袋のプラスチック使用量を削減。ペットボトルをグッズへのアップサイクル、プラスチックの分別回収による固形燃料へのリサイクルを実施。エコステーションを設置し、1試合平均で70kgのプラごみが分別回収。(c) 東北楽天イーグルス #Reduce #Replace #Recycle
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福岡ソフトバンクホークス
不要になったステンレス製ボトルをPayPayドーム内に設置しているボックスで回収。回収したステンレス製ボトルは、リサイクル専門業者へ集約され、集まったリサイクル原料から再生ステンレス材および再生樹脂製品が生産される。
バスケットボール
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アルバルク東京
飲料のマイボトル割や抽選会、サーモス断熱ジョッキでドリンクが飲み放題の座席など、マイボトル推進を実施。ペットボトル廃棄量を測り、CO2削減量を掲示。ユニフォーム・練習着やファンから回収した古着からオリジナルエコバックを製作・販売。(c) アルバルク東京 #Reduce #Reuse #Recycle
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川崎ブレイブサンダーズ
キッチンカーで販売するすべての容器を低環境負荷容器に切り替え。2杯目のビール購入の際に、カップの再利用を呼び掛けている。また、選手の着用するユニフォーム等をアシックスジャパンから提供を受けたリサイクル素材由来のものへと変更。(c) 川崎ブレイブサンダース #Reuse #Replace #Recycle
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名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
選手プロデュースマルシェで土に還る「バガス容器」を使用、スプーンやフォーク、カップ・ストロー・ドリンクホルダーをすべて環境に配慮した紙資材に変更。キッチンカーや場内マルシェの9割以上が環境に配慮した容器で提供。(c) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ #Replace #Reuse
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横浜ビー・コルセアーズ
キッチンカー3店舗で、リユース容器シェアリングサービス「Megloo」の実証実験を実施。#Reduce #Reuse
ラグビー
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トヨタヴェルブリッツ
ホームゲームでポリプロピレン100%のプラスチックカップの回収・再生プロジェクトを実施。会場内の飲食店はクラブ購入のコップを支給。観客にカップ回収を呼び掛け、回収カップをリサイクル会社が原料化し、グッズ製造会社がウェルブリッツグッズを製造・販売。(c) トヨタヴェルブリッツ #Reduce #Reuse #Replace #Recycle
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三菱重工相模原ダイナボアーズ
スタジアムで販売するテイクアウト弁当に「Megloo」のリユース可能な容器を活用する実証実験を実施。#Reduce #Reuse
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ラグビー・ワールドカップ
ワールドカップの試合で、スポンサーのVolvicと協働でリサイクルごみ用「投票ゴミ箱」、「グリーン・ブリゲード」と呼ばれるボランティアを使った会場での分別の啓発、などを行った。#Recycle
その他の競技
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ワールド・トライアスロン・シリーズ横浜大会
主催者の取組(エコステーション、グリーンキーパー、環境啓発ブースの設置)。出展者の取組(環境協力金への協力、持ち帰り用袋、容器、カトラリー等)。来場者へのお願い(環境協力金への協力、エコバック、マイバッグ、マイ箸、マイカトラリー)#Reduce #Reuse #Replace #Recycle
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鈴鹿サーキット
リターナブル容器による使い捨てプラスチック削減実証実験 #Reduce #Reuse
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湘南国際マラソン
フルマラソンは水分200ml以上が入ったマイボトルを必ず携帯してスタートし、ランナーはコース途中の給水箇所でマイボトルに給水を行わなければならないレギュレーションを設定。会場を合わせた大会全体のゴミ排出量は過去大会と比較して70%(約8,000kg)削減。(c) 湘南国際マラソン #Reduce
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セーリング & Hannah Mills
リオ五輪セーリング競技の金メダリスト、ハンナ・ミルズ選手が率いるキャンペーン「Big Plastic Pledge」は、アスリートやそのファン、ランナーなどスポーツに関わる人々に対し、「マイボトルを利用する」「プラスチックストローを使わない」といった9項目から最低3つを誓約するよう呼びかけている ©Nick Dempsey/RYA