小林 美由紀
MIYUKI KOBAYASHI
公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)理事 兼 理念推進部長
大学で当時珍しかった女子サッカーチームを立ち上げる。男子サッカー部監督にはいい顔をされなかったが、大学4年時に留学したアメリカでは、「サッカーは女子のスポーツ」その価値観とスポーツの環境違いに衝撃を受ける。帰国後、6大学で関東大学女子サッカー連盟を創設し、全国大会も開始。地元に根差した「つくばFC」やママさんを対象にした「オール茨城」など、自身がサッカーをやるために、次々とチームを作る。年長だったので、指導者の資格も取得。1999年にはアメリカ女子ワールドカップでボランティア、2002年日韓ワールドカップでは、通訳を務める。2000年からは、日本サッカー協会の女子サッカー普及プロジェクト「Women’s College」で全国を回る。2011年にジェフユナイテッド千葉レディースのコーチに就任。のちにジェネラルマネージャーとなり、女性指導者の採用に努め、コーチの男女比を50%に。2021年、新規に立ち上がったWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)の理事として、フットボールおよび理念推進を主に担当している。サッカーをやりたい少女や女性が、いつでもサッカーができる環境が整うということは、あらゆる人が自分らしく輝ける社会になっていることを意味していると信じて、女子サッカーの普及発展に邁進している。