「気候変動とスポーツ」でプレゼン

2022年9月8日の第4回北海道・札幌2030オリンピック・パラリンピックプロモーション委員会にて、

代表の井本が「気候アクションのためのスポーツ」のタイトルでプレゼンを行いました。

気候変動が進み、世界各地で災害が頻発していますが、ウィンタースポーツはその存続の危機にあります。

すでに雪が降らなくなっている地域も多く、ウィンタースポーツを楽しめなくなっているばかりでなく、

スキー場などの観光客に頼る地域は収入を脅かされています。

地球温暖化がこのままのペースで進めば、2080年に冬季オリパラを開催できる都市は、これまでの開催国中、札幌しかないという研究も発表されました。ガーディアン誌

自然やエネルギーに頼るスポーツだからこそ、そして多くのスポーツ愛好家やファンの方々を巻き込んで啓発できる土壌があるからこそ、

今、スポーツ界と自治体は一体となって、全力で脱炭素化に取り組まなければなりません。

第3回の会議で慶應義塾大学蟹江研究室の学生さんたちが発表した「わたしたちがほしい世界とスポーツ」の中の言葉が心に響きました。

「市民一人ひとりが自らの使命を見つけ、挑戦する力を、

アスリートの挑戦を通じてエンパワーし、

自分が「世界に貢献できる」実感が持てる大会。

スポーツを通じてサステナビリティとの出会い=「原点」を」 

そんな動きをスポーツが作っていけるような環境を作り上げたいです。

文責:井本直歩子

(c) SDGs in Sports

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