Rings of Fire「火の五輪」ースポーツと暑熱リスク ー メディアブリーフィングを実施

気候変動により、酷暑によるスポーツへの影響が毎年深刻になっている状況を鑑み、東京オリンピック前の 2021 年 5 月にイギリスのスポーツと環境関連の団体BASIS (British Association for Sustainable Sport)が、アスリートの危機感を伝える報告書を発表し、世界中の非常に多くの人々に読まれました。

今回のパリ・オリンピックに先駆け、BASIS とカナダのスポーツと環境団体 Front Runners の監修のもと、2度目の報告書(英語版)が 2024 年 6 月 18 日に発表されました。

この報告書は、アスリートたちやスポーツ関係者が、深刻化する地球温暖化、特に酷暑による身体やパフォーマンスへの影響に強い危機感を訴え、気候変動に関する早急な対策を呼びかけることを目的としています。

本報告書には多くのアスリートたちの危機感が掲載されており、その中には競歩の世界陸上金メダリスト、鈴木雄介選手のコメントも含まれています。

本報告書を日本でも多くの方に読んでいただくため、一般社団法人 SDGs in Sportsはグローバル戦略コミュニケーション評議会 (GSCC)(日本事務局:一般社団法人クライメート・ダイアログ)と協力し、「要約」及び「提言」の日本語訳を作成し、アスリート、専門家を交えてメディアブリーフィングを開催いたしました。


< メディア関係者の方々へ>


録画と発表資料のご共有は、本メディアブリーフィングの対象者限りとなります。対象者(報道関係者、スポーツ関係者)以外への転送はお控えください。

アーカイブ録画、及び、スクリーンショットを報道素材として使用希望される場合は、別途「映像・音声使用申込書」の提出をお願いしていますこちらから書類をダウンロードの上、contact@climatedialogue.jp までメールでお送りください。


発表資料は、報道素材(記事執筆など)にご使用いただけます。使用申込書は不要です。


「火の五輪」Japanメディアブリーフィング 暑熱によるリスク

日時:2024年7月3日(水)
形式: オンライン(Zoom)
対象:報道関係者、スポーツ関係者

登壇者:(敬称略、五十音順)
江守 正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
五郎丸 歩(元ラグビー日本代表)
鈴木 雄介(陸上選手・20km競歩 世界記録保持者)
為末 大(元陸上選手・株式会社Deportare Partners代表)
細川 由梨(早稲田大学スポーツ科学学術院 准教授/ビデオ出演)

モデレーター: 井本直歩⼦(元競泳五輪代表・一般社団法人SDGs in Sports代表理事)

主催:一般社団法人SDGs in Sports
協力:一般社団法人クライメート・ダイアログ
 

<プログラム>
1. スポーツと暑熱リスク(細川 准教授) (ビデオ出演)
2. 過去100年間の気温上昇と気候変動(江守 教授)
3. パネル・ディスカッション
4. Q & A

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