学生レポート 講義#05

日本のチーム・団体の取り組み

  • 講義ポイント/サマリー

(楽天イーグルス)
サステナブルデーという球団が何を行っているかを知ってもらうためのイベントを開催している。その際にお客様が何か考えてもらえると良いと考えている。2022年から100%再生可能エネルギーに切り替えや省エネに力を入れている。球団の中でもそれぞれの課題に対して取り組んでいるが、まだ達成出来てないもの、これから行わなければいけないことも踏まえて「なぜ?なんのために?誰が?誰のために?」を考えていけなければいけない。
(川崎ブレイブサンダース)
1950年に創部され、70年と歴史あるチームであり、ホームタウンは神奈川県川崎市にある。ホームアリーナでは勝ち負け関係なしに演出でも楽しんでもらえるようにしている。Bリーグ参入してから3年目で入場者数No.1になった。現在新たなアリーナを建てるプロジェクトを開始した。そんなクラブでのミッションは川崎からバスケの未来を作ろうというものであり、その中でSDGsプロジェクトの「&ONE」というものがあり、「&ONE」という意味はバスケではビックプレーを指す。人と人を繋げるようなビックプレーというところから名称となっている。2020年からプロジェクトを開始し、スポーツを通じてSDGsを「誰でも、気軽に楽しい」活動を目指している。そのために、選手も主体的に取り組み、多くのファンを巻き込めるようにしている。約3年間で70以上の取り組みをしている。代表例として、地域にゴールやコートを制作したり、オフィスに無料で使えるものを制作し、気軽に触れやすいようにしている。その他にも健康促進や食品ロス、SDGs教室などの活動も行っている。
(日本トライアスロン連合-JTU)
近年は地球温暖化により年々気温が上昇している。その中でも特に直近10年間は急上昇している。温暖化により各地で被害が多発している。そしてトライアスロンでも海洋の酸性化や水温の上昇など直接の影響が起きている。今年開催されたパリオンピックは開催日の前日に大雨などで練習不可になったり延期になられたりした。この大会での一番の困り事は水流が速かったこと。また過去のデータをみても水温は30度まで上がることは日本海では考えられなかった。そのため、気温が高い場合でも安全に行えるようにガイドブックを作成した。また、運営側やお客様にも安全に観戦、運営できるように日々更新をしている。

  • 同世代に伝えたいこと

まず初めに楽天イーグルスからの話では、私たちが日頃の生活で地球温暖化もあり省エネだったり、無駄にエネルギーを使ってるところがあるはずなのでそこを1人だけがやっていても小さなことだと思うが、多くの人がやればそれは繋がっていくと思うので私も含めてやっていこうと伝えたいです。次に川崎ブレイブサンダースの話からは地域にバスケのゴールだったり、コート、選手自身から発信することによって地元での活動を知ってもらう機会が多くなると思われます。また、SDGsにも取り組むプロジェクトもあったりしたので、私達も自分を知ってもらうために発信する際どのように知ってもらうかや、興味を示してもらえるように行うことは初めての方との仕事だったり、コミュニケーションも取りやすくなるのではと伝えていきたいです。日本トライアスロン連合(JTU)の話では、SDGsへの取り組みが素晴らしいと感じました。実際にトライアスロンを行う際特に環境が大きく影響もあるため、私もスポーツができる環境を守るために参加し、同世代にも積極的に伝え、これからの環境を守っていくべきと伝えたいと感じました。

  • 感想

私が思っているよりもエネルギーに関して抑えようという実施をしていることに驚きました。お客様第1と思っていてそのために使われるエネルギーは消費されていてもと思っていたため私たち以上に小さなところまで考えていらっしゃることが分かりました。また、リーグでのやりとりなどはないのは少し寂しいようにも思えました。あることによってビジターでの試合でもお客様も楽しめる方が増えるかもなと思えました。川崎ブレイブサンダースの話で選手が主体的になってイベントに参加していたり、夏休み教室など小さい子でも地元チームと関われたり、3年間で70以上のイベントを取り組むことには感激しました。特に楽天イーグルスに再生エネルギーでの運営には驚きました。日本トライアスロン連合(JTU)の話ではガイドブックにとても興味を持ちました。実際に興味があっても暑さで初めてやるには難易度が高いと思われたりする方もいると思います。そんななかでのガイドブックがあれば、気軽にやってくれる方も増えてくと思いました。また、観戦用のガイドブックなどがあると新たなファンを増やすにはいいのかなと思いました。

  • 学生レポーター:松岡大翔/東海大学